呪われた男・・
2007年 03月 18日
これは、かつて私が体験した、数奇な男のお話である。
とある日、私はある男から、カリブへの航海の誘いを受けた。
「カリブに面白いものがあるらしい。」
カリブといえば、各国の海賊の巣窟ではあるが、その男の腕は相当なものであり、
私自身、地中海での海賊討伐が一段落したことも有り、一緒に行くことにした。
私は、その男と、その男の友人の女性(どう見ても娘だが、ここはつっこまないでおく)
3人の船で現地へ向かった。
航海をして3週間は穏やかな船旅であり、私はもうじきカリブへ到着する安堵感が広がった。
しかし、甘くなかった。カリブ特有のハリケーン:
別名「赤毛の女海賊の呪い」が我々を容赦なく襲ってくる。1度ならず
2度までも・・
2度にもわたるこの呪いに私は恐れをなし、赤い魔女に魂をうってしまう。
2度の呪いを乗り越えた後、私はどうにか正気を保つことができた。
しかし、男の様子がおかしい。私が一人、
あってはならないことがおきてしまった・・
自らの仲間を踏みにじる男。そして、男に沈められるとは撃たれた瞬間まで、いや。海の底に消えた今なお信じていないであろう彼女。
「くそ、もう1日この海域に到着していれば。」
しかし、仮に私が到着していても、結果は変らなかっただろう。
私と彼の腕の差は、かつて一緒に戦った私がよく分かっていた。
寧ろ、我が船が沈む分、被害がさらに増えていたのだろう。
私は、無力感に苛まれながら、彼女の船が沈むのをみていることしかできなかった。
男に何があったのか。。それは誰にも分からない。。
その後、彼の消息を知るものは誰もいない。。。。
WANTED 1000万D(わしは払わん。払うのはま○帝○だと思う。。)
完
気になる方
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原案のハギレさんvs ハイス○さん(面識なし)の嵐を呼ぶ女は消えてましたよ orz..
by tpari
| 2007-03-18 20:51
| 大航海時代